TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program
TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program
Overview
公益財団法人 米日カウンシルージャパン (USJC) TOMODACHIイニシアチブが主催するTOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program 2025は、三菱UFJフィナンシャル・グループからの支援を受けて実施する体験型学習プログラムです。本プログラムの運営は、1963年よりアメリカとアジアの文化交流と人材育成に取り組んでいるスタンフォード大学生まれのNPO法人VIAが担当します。
プログラム概要
本プログラムは、日本全国の高校生を対象に、約4ヶ月間に渡って下記のカリキュラムを通して日米関係の強化に携わり、国連により定められた持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals: SDGs) に関連する課題の解決に積極的に取り組めるリーダーの育成を目指しています。
- オンライン事前研修: 自分の強みや価値観を振り返り、探究思考を養い、SDGsとリーダーシップについて学ぶ。
- アメリカ研修: サンフランシスコのベイエリアにて、企業・NPO団体への訪問、現地リーダーとの交流、ワークショップ、そして振り返りセッションを通して日米関係への理解を深め、SDGsへの取り組み方について熟考する。
- 最終プレゼンテーション: 個人的に挑戦したい具体的なSDGs、自身が描くより良い日米関係および世界のビジョン、そしてそのビジョンを目指すにあたってどう行動したいかを東京で発表する。
参加者は、本プログラムを通して、下記5点を成し遂げます。
- 自分の強みとリーダーシップスタイルの把握
- SDGsを通して日米における社会問題についての理解の向上
- 課題解決のためのマインドセットとスキルの習得
- 様々な出会いを通してグローバルなネットワークの構築
- 異文化の視点や価値観を理解し、円滑にコミュニケーションを取る力や積極性を体得
プロモーション資料:
- 2025 TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program Flyer (A4)
- 2025 TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program Poster (A3)
TOMODACHI イニシアチブとは
東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで、日本国政府の支援も受けています。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。詳細は、TOMODACHIイニシアチブのウェブサイト (usjapantomodachi.org) をご覧ください。
参加費用
無料 (参加にあたってカバーされるもの、されないものについては下記をご参照ください。)
What’s included:
- 最寄りの空港もしくは新幹線駅から羽田空港までの国内往復交通費 (長距離移動区間のみ、在来線や路線バスなど短距離移動は含めない)
- 羽田空港からサンフランシスコ国際空港までの往復航空券 (エコノミークラス)
- 海外旅⾏保険料
- ESTA申請費⽤
- プログラム期間中の滞在費⽤ (宿泊費、⾷費、現地交通費、各種活動費)
- パスポートおよびビザ取得費⽤
- 米国研修中のお小遣い
- 海外旅行保険で補償されない医療費等の自己負担費用
- オンライン事前研修やコミュニケーションにかかる通信費
応募スケジュール
VIAのこちらのエントリーフォームのポータルからお申し込みください。ポータルにアクセスしましたら、「新規ユーザー」のところから新しいユーザーアカウントを作成してください。アカウントを作成することにより、途中までの回答を保存してエントリーフォームを中断することができます。エントリーフォームに戻るには、「既存ユーザー」のところから再度ログインして、エントリーフォームを継続してください。
書類審査を通過した生徒は、下記のスケジュールの日程に沿ってZoomでの面接に招待します。面接は、基本日本語で行われますが、自己紹介とそれに関連する質疑応答は英語で行われます。面接は録画されますが、選考以外の目的では使用しません。
- 応募締切: 2025年4月19日 (土) 午後5:00 (日本時間)
- 書類審査と面接: 2025年4月26日 (土)ー5月5日 (月)
- 結果通知: 2025年5月12日週中
オンライン事前研修* (日本時間日曜日午前9:00ー午前10:30)
2025年6月1日 (日): セッション 1 – パートナー紹介
USJC、TOMODACHI、MUFG、VIAを含むパートナー団体の代表者からプログラムの目的と概要説明を受ける。
2025年6月16日 (日): セッション 2 – 探究思考
自分の個性、強み、大事とする価値観を理解することで「探究思考」を身につけ、地域レベルおよびグローバルレベルで社会の一員としてどのように貢献できるかを考察する。
2025年6月29日 (日): セッション 3 – 出発前オリエンテーション
米国研修のスケジュールおよび出発前のタスクを確認し、プログラムに向けてどのように準備すればよいかを話し合う。
2025年7月13日 (日): セッション 4 – SDGs
SDGsについて学習し、「どのSDGsが最も重要なのか」、「どうすればSDGsを達成できるのか」などの問いについて意見交換をする。
2025年7月27日 (日): セッション 5 – リーダーとは?
リーダーシップの定義を学び、よいリーダーになるための5つの行動パターンを理解し、自分がどういうリーダーになりたいか考える。
*オンライン研修のスケジュール、内容は変更の可能性があること、予めご了承ください。
サンフランシスコベイエリアでの米国研修* (2025年8月)
2025年8月17日 (日): 米国到着
サンフランシスコ国際空港でVIAスタッフの出迎えを受け、ウェルカム・ランチとオリエンテーションの後、ホテルにチェックインする。
2025年8月18日 (月): 日米関係パート 1
地元のUSJC 、TOMODACHI、MUFGの関係者と交流。また、日系に関連する団体、施設を訪問する。
2025年8月19日 (火): 日米関係パート 2
米国で活躍する日本人とのセッションを通じて日米の文化の違いやリーダーシップについて理解を深める。
2025年8月20日 (水): シリコンバレーにおけるイノベーション
シリコンバレーと地元の大学を見学し、この地域の革新的な文化と起業家精神について学ぶ。
2025年8月21日 (木): 米国におけるSDGs パート 1
ゲストスピーカーと会い、SDGsに焦点を当てたアクティビティに参加し、活動から何を学んだかを振り返る。
2025年8月22日 (金): 米国におけるSDGs パート 2
ゲストスピーカーと会い、SDGsに焦点を当てたアクティビティに参加し、活動から何を学んだかを振り返る。
2025年8月23日 (土): ベイエリア視察と最終振り返り
サンフランシスコのベイエリアを視察し、アメリカ研修を振り返るとともに、東京での最終プレゼンテーションの準備を開始する。
2025年8月24日 (日): 米国出発
サンフランシスコ国際空港から帰国の途へ。
2025年8月25日 (月): 日本到着
帰国後解散、各自帰宅。
*米国研修のスケジュール、内容は変更の可能性があること、予めご了承ください。
東京での最終セッションと振り返り
8月下旬または9月上旬: 最終プレゼンテーション
東京にて、個人的に挑戦したい具体的なSDGs、自身が描くより良い日米関係および世界のビジョン、そしてそのビジョンを目指すにあたってどう行動したいかを発表する。
応募資格
応募対象: SDGs、日米関係、リーダーシップについて学ぶ意欲のある日本の高等学校に在学する生徒。海外渡航経験は問いません。
本プログラムに参加するには、以下の要件を満たす必要があります。
- プログラム期間中、日本の高等学校・高等専門学校に在学する生徒。高等専門学校在籍の場合は、プログラム期間中1年生~3年生であること。
- 将来日米関係の強化に携わりたいと考えている生徒。
- 中級程度の英語理解力とコミュニケーション能力を有すること。(高い英語力よりも,英語を使ってアクティビティに参加したり、意見交換をしたいという熱意のある方の参加を重視しています。)
- 米国への渡航許可を受ける資格があること。
- 渡米期間中に出入国管理規則で義務付けられている予防接種および健康状態の証明を提出できること。
- 重度のアレルギー、病気、食事制限、身体的制限をプログラム参加前に開示すること。
- プログラム期間中、指定の海外旅行保険に加入すること。
- 自分で使用できる、ZoomやGoogle Driveなど基本的なオンラインアプリケーションの使用が可能なパソコンを有し、ネットワーク環境を確保できること。
- 2025年5月から9月までのプログラムのすべての日程に参加することを約束できること。(課外活動よりもプログラムへの参加を優先することを、担任の先生やクラブ活動の先生に事前に連絡・調整すること。)
エントリーフォームの内容
VIAのこちらのポータルから下記の項目を記入し、エントリーフォームを提出してください。
個人情報
- 氏名
- 性別 (男性、女性、その他)
- 生年月日
- 国籍
- メールアドレス
- 住所
- 電話番号
- 高校名
- 学年 (2025年4月時点)
- 卒業予定の年月
質問項目
- 自己紹介 (150ワード程度): 英語で自己紹介をしてください。趣味、部活動、性格、将来の夢など自由に書いてください。
- 参加目的 (日本語200文字または英語150ワード程度): 本プログラムに参加したい動機および達成したい目標を2つまたは3つあげてください。
- 異文化交流経験 (日本語300文字または英語200ワード程度): これまで体験した異文化交流について、または異文化交流を経験したい理由について教えてください。また、異文化交流の意義についてどう考えますか。
- SDGs (日本語300文字または英語200ワード程度): 国連のSDGsと関連する自分が興味のある社会問題およびその理由を教えてください。
保護者情報
本プログラムに参加するにあたって、保護者の方の同意が必要となります。保護者の方1名、可能であれば2名の連絡先をご記入ください。エントリーフォームを提出の後、保護者の方にも確認のメールを送付します。
- 保護者の氏名
- 保護者のメールアドレス
- 保護者の電話番号
- 保護者の生徒との関係
お問い合わせ
プログラムについてのお問い合わせは、プログラム担当のSam Yee ([email protected]) まで日本語でも英語でもお気軽にご連絡ください。Application Information
Program Dates:
Application Deadline:
Testimonials from Past Participants
[2024年参加者]
米国研修ではMUFGのサンフランシスコのオフィスを訪問して、これからの人生の糧となるお話を伺うことができました。社会貢献の重要性が分かり、将来は平等に教育を受けられるシステムの開発を通じて、幸福を追求していきたいと思います。
[2024年参加者]
米国研修参加前は、他人任せにしてしまったり、全体の場で発言することができていなかったりしました。研修中、自分から動く他の参加者を見て、得られるものの量が全く違うことに気が付きました。